修 復 Data
◎ 修復作業
クラック部調整
クラック部調整後
修復完了後
クリーニング
クリーニング前後
破損部調整
破損部調整途中
破損部調整後
破損部調整後
躯体補強
下地調整
下地成形
修復
目地入れ
修復完了後
新たなクラックの確認
クリーニング
クリーニング前後
◎ 修復完了
近三ビルモザイク 01 近三ビルモザイク 02
第2期後部
第2期前部
近三ビルモザイク 03 近三ビルモザイク 04
第1期後部
第1期前部
◎ 修復報告会  2010年2月5日
報告及び対策
全体感としては調査後同様、年月を鑑みて全域良好である
単独の剥離部分に付いては特に注意は必要ないが、
今後もモルタルの劣化に伴い他部位で単独剥離も予想される
クラック部分は、弾力制接着剤使用の為ピースの剥離落下の可能性は低いが、
広がりによる目地材等の剥離落下の可能性が考えられる。
新旧結合部は、クラック同様、ピースの剥離落下の可能性は低いが、
広がりによる目地材等の剥離落下の可能性が考えられる
破損部はこれ以上の拡大は起こらないものと思われるが、重症部位で有る為要注意
一部ピース上にへアークラックが見られ、現状では破損の可能性は低いが、
躯体に微細なクラックが有る物と思われる
上記報告及び確認出来ない微細なクラックが有る物と思われる事から、
2年に一度程の調査が望ましい
立会者
 近三商事株式会社 代表取締役会長 森 郁二 代表取締役社長 森 隆
取締役業務部長 森 正隆 社長室付一級建築士 塩川 一彦
 株式会社竹中工務店 伝統建築担当 内田 忠男 伝統建築担当 中嶋 徹
工事担当 入江 生二
 造形工房mosaica 薄井 政俊
以上8名による(敬称略)
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 クラック部調整
 ■ タガネ等により、クラック周辺部・浮き部・破損部・クラックを跨いだピースを外す
 クラック部調整後
 ■ クラック部調整完了後、新たなピースを入れる為の接着用モルタル残のクリーニング
 修復完了
 ■ 調色目地塗り込みも終え、修復完了
 クリーニング
 ■ 修復終了面、水拭きにてクリーニング
 クリーニング前後
 ■ 写真右側の陰の様に見える部分は、未クリーニング
 破損部調整
 ■ タガネ等により、破損部・破損部周辺のピースを外す
 破損部調整途中
 ■ 破損部・破損部周辺のピースを外す(大きなクラックが顔を出す)
 破損部調整後
 ■ 破損部調整完了後、新たなピースを入れる為の接着用モルタル残のクリーニング
 破損部調整後
 ■ 第1期・第2期連結部の破損状況
 躯体補強
 ■ クラック内部に、軽量骨材混合の弾性樹脂を注入し躯体の遊びを固定
 下地調整
 ■ 樹脂の硬化に共なう痩せを考慮し、第一段階の下地調整
 下地成形
 ■ 修復後、周辺と同調を図る為下地成形
 修復
 ■ 下地成形と同材にてピースの張り込み
 目地入れ
 ■ 修復部周辺との同調を図る為、調色目地塗り込み
 修復完了後
 ■ 調色目地塗り込みも終え、修復完了
 新たなクラックの確認
 ■ 写真上部から下部へのクラックは調査時に確認していたが
   修復中、そのクラックを跨ぐ様にクロスするクラックを新たに確認
 クリーニング
 ■ 修復完了後、水拭きにてクリーニング
 クリーニング前後
 ■ 写真左側の陰の様に見える部分は、未クリーニング